Windows 11/10 PCで頻繁に動作が不安定になる事が有るので高速スタートアップ機能を有効から無効化にする設定方法が知りたいです
Windows高速スタートアップはWindows8から実装された機能で
当時はHDDがメインだった頃でPC環境によっては起動時間が2~3分掛かる場合が有り少しでも高速に起動する事が出来る機能ですが動作が不安定になるデメリットも有る機能です。
令和の時代には標準でSSD搭載その他にもPCのスペックが大幅に上がり起動時間も数十秒と改善されているので初期状態で高速スタートアップ機能が有効なので無効化する事をお勧めします。
今回はWindows11/10 PCで動作が不安定になるデメリットしかない高速スタートアップ機能を有効から無効化にする設定方法を解説します
Windows PCの起動時間が早くなる高速スタートアップ機能とはなに?
Windows PCの起動時間が早くなる高速スタートアップ機能とはPCを完全にシャットダウンしないで
メモリ・CPUなどの状態を一部保存している状態にして起動時に保存した情報を読込みパソコンを早く起動する事ができHDD搭載が標準だった頃は
起動時間を短縮・改善する機能として必要だったのかもしれませんが
完全にシャットダウンされていない状態なので情報がクリアされずおかしい状態が維持されたままになるので不具合が出る可能性が高くなる致命的なデメリットが有ります。
☑ パソコンが正常に起動しない
☑ パソコンの起動が遅くなる
☑ Windows Updateの更新が出来ない
☑ USBや周辺機器が認識されない
☑ インターネットが繋がらなくなる
今どきのSSD標準搭載 PCでは起動時間が早くなるだけのメリット以上に動作が不安定になるデメリットのほうが目立つようになりました。
Windows11 PCで高速スタートアップ機能を有効から無効化する
Windows11 PCで高速スタートアップ機能を有効から無効化にするには以下の手順になります。
☑システム設定から高速スタートアップを無効化
☑コマンドプロンプトで高速スタートアップを無効化する
☑高速スタートアップを一時的に無効化する
システム設定から高速スタートアップ機能を無効化する
Windows11の高速スタートアップ機能を無効化する場合はコントロールパネルから変更する場合の手順方法です。
windows11でコントロールパネルを開く場合は?
中央または左下のスタートを左クリックして検索項目にcpと入力すると右側にコントロールパネルが表示されるのでクリックします。
コントロールパネルの中にあるハードウェアとサウンドをクリックします。
電源ボタンの動作の変更をクリックして電源オプション画面に移動します。
コントロール パネル\ハードウェアとサウンド\電源オプション
こちらをコピーしてアドレスバーに貼り付けると一気に高速スタートアップ機能を無効化する為の電源オプションページに移動します。
電源ボタンの動作を選択するをクリックしてシステム設定画面に移動します。
電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化の項目にある高速スタートアップを有効にするの☑ボタンがグレーアウトになっていて変更出来ないので
現在利用可能ではない設定を変更しますをクリックすると変更出来るようになるので☑ボタンを外して保存をクリックします。
再度有効化したい場合は高速スタートアップを有効にするに☑を入れます。
コマンドプロンプトで高速スタートアップ機能を無効化する(お勧め)
高速スタートアップ機能はコントロールパネルからではなくコマンドプロンプトからでも無効化する事が出来ます。
中央または左下のスタートメニューを右クリックしてファイル名を指定して実行する・キーボードの Windows + Rで cmdと入力しShift + Ctrlキーを押しながらOKをクリック
その他にはWindowsのスタートメニューの中にあるコマンドプロンプトが有るので右クリックから管理者権限で実行します。
コマンドプロンプトの入力画面が表示されたら
powercfg /hibernate off
こちらのコマンドをコピーして貼り付けEnterキーで実行するだけで高速スタートアップ機能を無効化出来るのでお勧めです。
高速スタートアップ機能を再度有効化したい場合は?
powercfg /hibernate on
コマンドプロンプトからこちらのコマンドをコピーして貼り付けEnterキーで実行して再度有効化してください。
一時的に高速スタートアップ機能を無効化したい場合
普段は高速スタートアップ機能を有効化した状態で Windows Updateの更新やPCが動作不安定な時に完全なシャットダウン状態にしたい時に利用します。
一時的に完全なシャットダウン状態にする方法はとても簡単で
電源を落とす時にShiftキーを押しながらシャットダウン・再起動をクリックする事で次回起動時は高速スタートアップ機能を無効化した状態で起動します。
Windows10 PCで高速スタートアップ機能を有効から無効化する
Windows10 PCで高速スタートアップ機能を有効から無効化にするには以下の手順になります。
☑システム設定から高速スタートアップを無効化
☑コマンドプロンプトで高速スタートアップを無効化する
☑高速スタートアップを一時的に無効化する
システム設定から高速スタートアップ機能を無効化する
Windows10の高速スタートアップ機能を無効化する場合はコントロールパネルから変更する場合の手順方法です。
左下のスタートメニューを右クリック→電源オプションを選択→電源とスリープの項目にある電源の追加設定をクリックします。
電源オプションの電源ボタンの動作を選択するをクリックしてシステム設定画面に移動します。
コントロール パネル\ハードウェアとサウンド\電源オプション\システム設定
こちらをコピーしてアドレスバーに貼り付けると一気に高速スタートアップ機能を無効化する為のシステム設定ページに移動します。
電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化の項目にある高速スタートアップを有効にするの☑ボタンがグレーアウトになっていて変更出来ないので
現在利用可能ではない設定を変更しますをクリックすると変更出来るようになるので☑ボタンを外して保存をクリックします。
再度有効化したい場合は高速スタートアップを有効にするに☑を入れます。
コマンドプロンプトで高速スタートアップ機能を無効化する(お勧め)
高速スタートアップ機能はコントロールパネルからではなくコマンドプロンプトからでも無効化する事が出来ます。
左下のスタートメニューを右クリックしてファイル名を指定して実行する・キーボードの Windows + Rで cmdと入力しShift + Ctrlキーを押しながらOKをクリック
その他にはWindowsのスタートメニューの中にあるコマンドプロンプトが有るので右クリクリックから管理者権限で実行します。
コマンドプロンプトの入力画面が表示されたら
powercfg /hibernate off
こちらのコマンドをコピーして貼り付けEnterキーで実行するだけで高速スタートアップ機能を無効化出来るのでお勧めです。
高速スタートアップ機能を再度有効化したい場合は?
powercfg /hibernate on
コマンドプロンプトからこちらのコマンドをコピーして貼り付けEnterキーで実行して再度有効化してください。
一時的に高速スタートアップ機能を無効化したい場合
普段は高速スタートアップ機能を有効化した状態で Windows Updateの更新やPCが動作不安定な時に完全なシャットダウン状態にしたい時に利用します。
一時的に完全なシャットダウン状態にする方法はとても簡単で
電源を落とす時にShiftキーを押しながらシャットダウン・再起動をクリックする事で次回起動時は高速スタートアップ機能を無効化した状態で起動します。
最近のPCはスペックが大幅に上がった事で起動時間ももの凄く早くなったので動作が不安定になるデメリットしかない高速スタートアップ機能を無効化する事をお勧めします