ルーターを用意するまでの間ONU/VDSLモデム(回線終端装置)とWindows11/10PCを有線LANケーブルで直接接続してインターネットを利用する設定方法が知りたいです
NTTフレッツ光(ドコモ光・ソフトバンク光・OCN光・biglobe光などコラボ回線を含む)やNUROなどのNTT以外の光回線やCATVなど無事にインターネット回線が開通して一安心できた所で
次の難関といえばインターネットに接続するためにプロバイダーから届いたISP情報を設定する必要があり
パソコンに詳しく普段からルーター設定をした事がある人にとっては簡単な設定なので大した事ではありませんが慣れていない人にはこのPPPoE設定は分かりにくいため苦戦する方も多く
インターネット接続説明書を見ながらPPPoE設定をしているけど接続できないので回線故障や端末故障の可能性があるから確認したいです
インターネットに繋がらないと光ファイバーが折れている・ONU(回線終端装置)が故障しているのでは不安に思うかもしれませんが設定方法が間違っているケースがほとんどで
NTTの工事業者の作業範囲は光回線を用意する所までになるので
インターネットに接続するPPPoE設定は申込者側で行い設定方法がわからない場合は事業者のサポートに確認する流れになりますが?
事業者に電話をしても順番にお繋ぎしますのでお待ちくださいと20~30分もしかしたらそれ以上待たされる可能性もあるのでインターネットのPPPoE接続設定で悩んでいる方に向けて
今回はNTTのホームゲートウェイやルーターを使わずONUから直接LANケーブルでWindows11/10PCに接続してインターネットを楽しむ方法について解説します
インターネットを楽しむにはIPoE・PPPoE接続設定が必要になる
インターネットを楽しむにはIPoE・PPPoE接続設定が必要になり大きく分け3つのパターンが有ります。
☑ ONU/VDSLモデムから直接有線LANケーブルでPCと接続する
☑ NTTホームゲートウェイ(HGW)を利用する
☑ 市販のルーターを利用する
インターネットを楽しむためにISP情報(プロバイダー情報)を登録する必要があり
NTTフレッツ光回線でひかり電話または無線LANオプションのどちらかを契約している場合は工事当日に取付ける回線終端装置がルーター機能が有るHGWなりますが
ひかり電話・無線LANオプションの契約をしていない場合は単体ONUになるので
個別に市販のルーターを購入する必要がありHGWでも無線LANオプションを契約をしていない場合も無線LANルーターを用意する必要が有ります。
ONU/VDSLモデムを取付けた場合でもWindows11/10 PC側にPPPoE設定をする事でインターネットを利用する事がで下記の場合など利用状況によってお勧めの接続設定になります。
☑ ルーターが故障したけどインターネットが利用したい場合
☑ 光回線・CATVの工事が完了したけど無線ルータがまだ用意できていない
☑ キャンペーンで無線ルータが届く予定だけど配達業者が不在で持ち帰った
☑ パソコン1台のみでインターネットを利用する場合
※ルーターを使わず直接PCを接続する場合はIPV6の契約でもIPoE接続が出来ないのでPPPoE接続が必要になります。
Windows11パソコンでインターネット(PPPoE)接続をする方法
Windows11 PCのPPPoE接続設定は次の通りです。
☑ ONU/VDSLモデムとWindows11 PCをLANケーブルで接続する
☑ スタートメニューから設定ページに移動する
☑ ネットワークと共有センターに移動する
☑ 新しい接続先をセットアップする
☑ 書類に記載されているISP情報を確認しながら設定する
ONU/VDSLモデムとWindows11 PCをLANケーブルで接続する
ONU/VDSLモデムとWindows11PCをLANケーブルを接続します、単体の回線終端装置の場合はLANケーブルの差込口は1カ所だけなので特に迷う事はないと思います。
正しくLANケーブルで接続するとONUの場合はUNIランプが緑点灯VDSLモデムの場合はLANLINKランプが緑点灯したら次はPC側の設定に進みます。
スタートメニューから設定ページに移動する
ONU/VDSLモデムとWindows11PCと直接有線LANケーブルで接続できたら
キーボードのWindowsボタン + X かWindowsのスタートメニューを右クリック➡設定をクリックします。
次に設定画面のネットワークとインターネットの中に有るダイヤルアップをクリックします。
ネットワークと共有センターに移動する
ダイヤルアップの設定項目の左側のネットワークとインターネット➡関連設定項目のネットワークと共有センターをクリックします。
コントロール パネル\ネットワークとインターネット\ネットワークと共有センター
緑字の部分をコピーしてデバイスとドライバーや適当な作業フォルダーのアドレスバーに貼り付けEnterならここより前の作業は不要になります。
新しい接続先をセットアップする
ネットワークと共有センターの設定ページに移動したら新しい接続またはネットワークのセットアップをクリックしてインターネット接続設定をします。
プロバイダー(IPS)情報を設定する画面に移動するにはインタネットに接続します➡ブロードバンド(PPPoE)(R)の順番にクリックをします。
書類に記載されているISP情報を確認しながら設定する
インターネットサービスプロバイダー(ISP)の情報を入力する画面が表示されたらプロバイダーの書類を見ながらユーザー名とパスワードを入力し間違えが無いかを確認するために
パスワードの文字を表示するに☑を入れて正しく入力できているかを確認出来たらチェックを外します。
問題なければ接続する時に毎回パスワードを入力を求められるので面倒な作業を省略するためにもこのパスワードを記憶するに☑を入れます。
接続先名は初期のブロードバンド接続のままでも大丈夫ですが
分かりやすいように契約しているプロバイダー名(ソフトバンク・OCN・ソネット)に変更する事をおススメします(ここではmikotoで設定しています)
ISP情報を入力をして右下にある接続をクリックしてインターネットに繋がれば設定は完了です。
もしインターネットに繋がらない場合はLANケーブルの接続確認と入力間違いの可能性があるので数字の1と小文字のl・数字の0と大文字Oなど書類を見ながら確認しましょう。
Windows10パソコンでインターネット(PPPoE)接続をする方法
Windows10 PCのPPPoE接続設定は次の通りです。
☑ ONU/VDSLモデムとWindows10 PCをLANケーブルで接続する
☑ スタートメニューから設定ページに移動する
☑ ネットワークと共有センターに移動する
☑ 新しい接続先をセットアップする
☑ 書類に記載されているISP情報を確認しながら設定する
ONU/VDSLモデムとWindows11PCをLANケーブルを接続します、単体の回線終端装置の場合はLANケーブルの差込口は1カ所だけなので特に迷う事はないと思います。
正しくLANケーブルで接続するとONUの場合はUNIランプが緑点灯VDSLモデムの場合はLANLINKランプが緑点灯したら次はPC側の設定に進みます。
スタートメニューから設定ページに移動する
ONU/VDSLモデムとWindows10PCと直接有線LANケーブルで接続できたら
キーボードのWindowsマーク + X か左下のWindowsのスタートメニューから⚙設定をクリックします。
設定画面が表示されたらネットワークとインターネットをクリックします。
ネットワークと共有センターに移動する
ネットワークとインターネット設定画面の右側にあるイーサネット➡ネットワークと共有センターをクリックします。
コントロール パネル\ネットワークとインターネット\ネットワークと共有センター
緑字の部分をコピーしてデバイスとドライバーや適当な作業フォルダーのアドレスバーに貼り付けEnterならここより前の作業は不要になります。
新しい接続先をセットアップする
ネットワークと共有センターの設定ページに移動したら新しい接続またはネットワークのセットアップをクリックしてインターネット接続設定をします。
プロバイダー(IPS)情報を設定する画面に移動するにはインタネットに接続します➡新しい接続をセットアップします(S)➡ブロードバンド(PPPoE)(R)の順番にクリックをします。
書類に記載されているISP情報を確認しながら設定する
インターネットサービスプロバイダー(ISP)の情報を入力する画面が表示されたらプロバイダーの書類を見ながらユーザー名とパスワードを入力し間違えが無いかを確認するために
パスワードの文字を表示するに☑を入れて正しく入力できているかを確認出来たらチェックを外します。
問題なければ接続する時に毎回パスワードを入力を求められるので面倒な作業を省略するためにもこのパスワードを記憶するに☑を入れます。
接続先名は初期のブロードバンド接続のままでも大丈夫ですが
分かりやすいように契約しているプロバイダー名(ソフトバンク・OCN・ソネット)に変更する事をおススメします(ここではmikotoで設定しています)
ISP情報を入力をして右下にある接続をクリックしてインターネットに繋がれば設定は完了です。
もしインターネットに繋がらない場合はLANケーブルの接続確認と入力間違いの可能性があるので数字の1と小文字のl・数字の0と大文字Oなど書類を見ながら確認しましょう。
ルーターを使わない場合はPC起動後に手動でインターネット接続設定が必要になる
PPPoE設定が終わりインターネットに繋がる状態になりましたがPCを再起動したら未接続状態になり繋がらなくなってしまいました?
ルーターにPPPoE情報を入力している場合はPCを再起動してもルーター側に情報が入っているためインターネットに自動で接続できますが
Windows11/10 PCに直接プロバイダー情報を入れている場合は?
インターネットに接続する場合は電源を落とすと設定が無効になってしまうのでPC起動後に毎回手動でインターネット接続設定をする必要があります。
Windows11でダイヤルアップ接続をする
Windows10の場合は右下にある地球をクリックしてWi-Fiの接続先の上に設定したショートカットが表示されますが今現在Windows11の場合は表示さないので
Windowsのスタートメニューから⚙設定➡ネットワークとインターネット➡ダイヤルアップから設定した接続先を選びます。
右下カレンダーの少し左にあるPCマーク右クリック➡ネットワーク設定とインターネット設定➡ダイヤルアップから接続こちらの方が楽かもしれません
接続エラーになる場合はLANケーブル正しく接続されているか最初にIPS情報を設定したときにこのパスワードを記憶するに☑を入れ忘れている可能性があるので確認しましょう。
Windows10でダイヤルアップ接続をする
インターネットに接続する方法はネットワークとインターネットのダイヤルアップという項目に先ほど設定したPPPoE情報が表示されるのでクリックして接続しますが
Windowsのスタートメニューから⚙設定ネットワークとインターネット➡ダイヤルアップを選んで毎回接続するのはとても面倒なので
デスクトップ画面右下にある時計の近くにある地球マークを左クリックすると
PPPoE設定をした時の接続先名が表示されるので(ここではmikotoで設定しています)クリックすると簡単にダイヤルアップ接続画面に移動する事が出来ます。
ネットワークとインターネットのダイヤルアップの項目に設定した接続名が表示されるので接続をクリックするとインターネットに接続中になります。
接続エラーになる場合はLANケーブル正しく接続されているか最初にIPS情報を設定したときにこのパスワードを記憶するに☑を入れ忘れている可能性があるので確認しましょう。
おまけMacOS でPPPoE接続する場合
最後にMacOSでPPPoE接続する方法も紹介しますがMacPCを所持していないので画像なしでの解説になります。
☑ パソコンのアップルメニュー からシステム設定 ネットワークを開く
☑ サービスを追加を選択してPPPoE用の接続設定を作成
☑ インターフェイスをクリックしてPPPoEを選択
☑ Ethernet ポップアップメニューをクリックし Ethernet を選択
☑ PPPoEサービスの名前をサービス名フィールドに入力して作成をクリック
☑ ネットワークサービスのリストで作成した新しいPPPoEサービスを選択してから詳細ボタンをクリック
☑ PPPoEサービス名、アカウント名、パスワードを入力
☑ 全ての設定が完了したら接続をクリック
少し使いにくいけどPC1台だけの利用やルーターが故障したときなど一時的な接続方法としてWindows11/10 PCにPPPoE設定してインターネットをしたい方は参考にしてください